1日1%成長する ~AWS SES~

AWSの学習メモ

AWS SES

    概要:
        - コスト効率の高いクラウドベースのEメール
        - イベントをトリガーにメール通知
        - S3バケットに対して配信可能
        - バージニアオレゴンアイルランドで利用可能

    ユースケース
        - トランザクションメッセージ送信
            - 購入、出荷、注文状況、ポリシー変更とか
        - マーケティングコミュニケーションの送信
            - 広告、ニュースレター、特典情報、顧客が希望する製品やサービス
        - 通知の送信
            - システムヘルスレポート、アプリケーションアラート、ワークフローステータス
        - 受信Eメールの受信
            - S3バケットに自動的に配信してカスタムコードの実行やSNSで通知

    メール送信
        1. コンソールを利用したメール送信
            システム・セットアップやテスト時
        2. APIを利用
            SendEmail API: from、to、subject、bodyだけを用意すれば送信可能
            SendRawEmail API: メッセージ全体をアプリケーション側で生成して送信
                IAMユーザ、グループ、ロールで実行できるSES APIアクションを指定
        3. SMTPインターフェイスを利用
            - port: 25/465(smtp over ssl)/587(Message submission)
            - TLS必須(Transport Layer Security)
            - 要認証
                認証には専用IAMユーザを作成してクレデンシャルを使用

        SMTPエンドポイントを利用する
            ※デフォルトではEC2から外向きTCP25番ポートは制限対象
                spamのリレー防止
                誤ったspam送信から利用者を守る

    SESと配送先サービスプロバイダの対応
        - 24時間あたりに送信できるEメールの最大数
        - 1秒あたりにアカウントから受け付けるEメールの最大数
            ※制限を超えることは可能だが超えた状態をキープはできない

            SES HTTP REST APIで送信
                -> Daily message quota exceeded:1日分の制限超え
                -> Maximum sending rate exceeded:1秒の制限超え
            SMTPで送信
                -> 454 Throttling failure: Maximum sending rate exceeded
                -> 454 throttling failure: Daily message quota exceeded

        自動的に引き上げる
            - 質の高いコンテンツを送信
            - 実際の本稼働のコンテンツを送信
            - 現在のクォーターに近い送信ボリュームを維持
            - バウンスと苦情を低く抑える

    追跡機能
        オープントラッキング
            1ピクセルx1ピクセルの透明GIF画像ファイルへの固有リンクが挿入されている
        クリックトラッキング
            Eメール内の各リンクを固有のリダイレクトリンクに置き換えている

            イベントトラッキングで可能

    テンプレート
        - アカウント毎に10000まで